年齢別おすすめ絵本 0~2歳

『だるまさんが』 かがくい ひろし作

かがくいひろし作・絵による赤ちゃん向けの絵本で、2008年に出版されました。
「だ・る・ま・さ・ん・が」というリズミカルな言葉と、かわいらしいだるまの動きが特徴の人気シリーズです。
絵本のページをめくると、「だるまさんが…」の後に、「どてっ」「ぷしゅー」など、ユーモラスなオノマトペ(擬音語)とともに、さまざまな表情や動きをするだるまさんが登場します。
そのシンプルで楽しい展開に、赤ちゃんも思わず笑顔になり、親子で一緒に楽しめる作品です。
絵は丸みがあって温かみがあり、視覚的にもわかりやすく、小さな子どもが飽きずに楽しめます。
また、繰り返しのリズムが心地よく、子どもが言葉を覚えるのにもぴったりな絵本です。
『だるまさんが』は、『だるまさんの』『だるまさんと』と続くシリーズとしても展開され、どれも赤ちゃん向け絵本の定番として多くの家庭や保育園で親しまれています。

ロシアの民話をもとに、A・トルストイが再話し、日本では内田莉莎子(訳)、佐藤忠良(絵)によって絵本として広まりました。
物語は、おじいさんが畑で育てた「おおきなかぶ」を抜こうとするところから始まります。
しかし、かぶはあまりにも大きく、一人では抜けません。
そこで、おばあさんを呼び、おばあさんが孫を呼び、孫が犬を呼び…と、次々に助っ人が加わり、みんなで力を合わせて「うんとこしょ、どっこいしょ」と引っ張ります。
最後には、小さなねずみの力も加わり、ようやくかぶが抜けるという、シンプルながらも楽しいお話です。
繰り返しのリズムが心地よく、小さな子どもでも楽しみながら読むことができます。
また、「協力することの大切さ」や「みんなで力を合わせる喜び」を感じられる内容になっています。
日本の幼稚園や保育園でもよく読み聞かせられる定番の絵本で、劇遊びなどにも取り入れられることが多い作品です。

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『いないいないばあ』松谷みよ子作

松谷みよ子(作)、瀬川康男(絵)による赤ちゃん向けの絵本で、1967年に発行されました。
日本で初めて「赤ちゃんのための絵本」として作られ、今でも多くの家庭で親しまれているロングセラー作品です。
ページをめくるたびに、ねこやくま、きつねなどの動物たちが「いないいない…ばあ!」と顔を見せてくれる、シンプルで楽しい展開。
赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」の遊びを取り入れた内容で、繰り返しのリズムが心地よく、小さな子どもでも楽しめます。
はっきりした色使いと優しいタッチのイラストが特徴で、赤ちゃんの視覚を刺激し、興味を引きつけます。
また、「いないいないばあ」の動きが、親子のコミュニケーションを深めるきっかけにもなります。
累計発行部数は700万部を超え、日本の絵本史上でも屈指のベストセラー。
読み聞かせの定番として、多くの家庭や保育園で長く愛され続けています。

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『じゃあじゃあびりびり』 まついのりこ 作

まついのりこ作・絵による赤ちゃん向けの絵本で、1983年に出版されました。
シンプルな言葉とカラフルなイラストが特徴で、赤ちゃんのファーストブックとして長く愛されているロングセラー作品です。
この絵本では、「じどうしゃ ぶーぶー ぶーぶー」「みず じゃあじゃあ じゃあじゃあ」「かみ びりびり びりびり」など、身近なものの音がリズミカルに繰り返され、赤ちゃんが楽しめるようになっています。
短いフレーズと擬音語がたくさん使われており、耳で聞いて楽しく、声に出して読むとリズムが心地よい構成になっています。
色鮮やかなイラストは、赤ちゃんが認識しやすいシンプルな形で描かれており、視覚的にも楽しめます。
また、ページが厚く作られているので、小さな子どもでもめくりやすく、安心して遊べる絵本です。
言葉のリズムや音を楽しみながら、ものの名前や音の概念を自然と覚えられる一冊。
初めての読み聞かせやプレゼントにもぴったりな、赤ちゃん絵本の定番です。

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『もこもこもこ』 谷川俊太郎 作 / 元永定正 絵

谷川俊太郎(文)・元永定正(絵)による、1977年に出版されたロングセラー絵本です。
言葉の意味よりも音やリズム、色や形の変化を楽しむ、感覚的な作品として多くの読者に愛されています。
物語は、「もこ もこ」と何かがふくらんでいく場面から始まり、「にょきっ」「ぱくっ」「しーん」など、リズミカルな擬音語とともに、絵がダイナミックに変化していきます。
意味のあるストーリーではなく、言葉の響きや形の動きを純粋に楽しむことができ、子どもたちの想像力を刺激する構成になっています。
元永定正のカラフルで抽象的なイラストと、谷川俊太郎の遊び心あふれる言葉が見事に融合し、読むたびに新しい発見があるのも魅力の一つ。
赤ちゃんのファーストブックとしても人気が高く、親子で楽しめる絵本です。
シンプルながら奥深い、不思議な魅力を持つ『もこ もこもこ』は、子どもはもちろん、大人も夢中になってしまう名作です。

4o

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『がたん ごとん がたん ごとん』 安西水丸 作

1987年に出版された 安西水丸 作・絵の赤ちゃん向け絵本です。
シンプルな言葉の繰り返しと、温かみのあるイラストで、長年にわたり多くの親子に愛されているロングセラー作品です。
物語は、「がたん ごとん がたん ごとん」と音を立てながら、小さな黒い電車が進んでいくところから始まります。
途中で 「のせてくださーい」 と言いながら、哺乳瓶やスプーン、リンゴなど、赤ちゃんにとって身近なものが次々と乗っていきます。そして最後には、赤ちゃんも登場し、みんなで楽しい旅へ。
この絵本の魅力は、シンプルな繰り返しのリズムが心地よく、赤ちゃんが自然と引き込まれること。
やさしい色合いとわかりやすいイラストは、小さな子どもにも親しみやすく、初めての読み聞かせにもぴったりです。
音のリズムを楽しみながら、乗り物の動きや「のる」という概念を学べる一冊。
親子のコミュニケーションを深める、赤ちゃん絵本の定番です。

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どの絵本も赤ちゃんの興味を引き、親子で楽しい時間を過ごせるものばかり。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてみてくださいね!